エゾキスミレ(蝦夷黄菫)Viola brevistipulata subsp. hidakana var. hidakana |
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草丈5〜10cmの多年草。 葉は3個が上部に接近していてき輪生状になり、三角状楕円形で先のものほど細長く、先が尾状にとがる。 表面は著しい光沢があり、花時は表側に巻く傾向がある。裏面は紫色。両面とも無毛。 花は直径1.5〜2cmとやや大きく濃黄色。側弁には突起状の短毛がある。 北海道(アポイ岳周辺、白鳥山) 蛇紋岩の礫地・岩場 1982年5月16日 北海道アポイ岳 北海道のアポイ岳は特産種の多い山で、植物の写真撮影をはじめた頃からあこがれであった。 5月中旬、ヒダカソウには少し早いかなと思いつつ出かけた。 噂に違わず素晴らしい花の山で、登山口からカメラの休む暇もない。蛇紋岩の岩場まで登りつくと、鮮やかな黄色のこの花が咲いていた。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |