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- 科名・属名 : スミレ科 スミレ属
- 特徴 :
草丈3〜15cmの多年草。
根茎は横に這い、茎は細く、葉は腎円形〜腎心形で先は円く、縁には波状の鋸歯がある。
花は葉の付根から花茎を出し、黄色の花を1個つける。
キバナノコマノツメによく似ているが、葉が少し厚めで毛が少ない。
- 分布・生育地 :
本州(谷川岳、至仏山) (国外:日本固有) 蛇紋岩地
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
1979年7月1日 群馬県至仏山 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中 2015年7月13日 同 上 下左・花、下右・葉 同 上
- 撮影記 :
高山帯に生えるスミレには黄色いものが多く、スミレは紫色のイメージとは異なり、鮮やかな黄色はスミレのイメージを変えてくれる。
本種はキバナノコマノツメが蛇紋岩地帯に合わせて変化したもので、基本種に比べ、葉がやや厚く、毛が少ないという特徴がある。
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