ミョウジンスミレ(明神菫)(通称)

Viola mandshurica sp.(学名未定)


ミョウジンスミレ


  • 科名・属名 : スミレ科 スミレ属

  • 特徴 :
     草丈5〜20cm。
     スミレは花の濃紫色が中心部にかけて白く抜けていくのに対し、本種では逆に濃くなっていくという特徴がある。
     スミレ類の色違いは、ほとんど品種として学名がつけられているが、本種は通称としての和名がつけられているだけで学名はない。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国(東北部)、ロシア(極東地方)?)
     山野の路傍

  • 花期 :  3〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2007年4月1日  群馬県藤岡市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・花    同  上

  • 撮影記 :
     スミレは中心部が白く抜けるのに対し、本種では逆に紫色が濃くなるのが特徴である。
     スミレの群落の中に時々見られるとのことであるが、花の写真を撮り初めた頃はともかく、スミレとわかっただけで素通りすることが多くなったため、本種には出会えていなかった。
     群馬の花仲間に案内された斜面には数多くのスミレが咲き始めていて、普通のスミレと本種が混生していた。

  • 同じ科の仲間の花
花