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- 科名・属名 : タデ科 イブキトラノオ属
- 特徴 :
草丈20〜100cmの多年草。
根出葉は卵状長楕円形で長さ8〜20cm、幅2〜5cm。基部は心形で長い葉柄に流れて翼になる。茎葉は小さくて細く、柄の基部に茶褐色の托葉鞘がある。
花は茎頂に長さ3〜6cmの円柱花序になって密につき、花被片は白色〜淡紅色で5深裂し、長さ約3mm。雄しべは8個。
果実(痩果)は卵円形で3稜形、つやがある。
- 分布・生育地 :
北海道〜本州(中北部) 海岸〜高山の草原
- 花期 : 7〜9月
- 撮影月日・場所
: 1983年7月18日 北海道礼文島
- 撮影記 :
イブキトラノオによく似ていて分けない考え方もあるが、根出葉が大きく、花穂が太いことなどで別種とする考え方に従った。
分布は本州(中北部)〜北海道で、本州では高山帯に生育するが、北海道では海岸の草地にもある。
この写真も、礼文島の海岸近くで撮影した。
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