ミゾソバ(溝蕎麦)

Persicaria thunbergii


ミゾソバ

  • 科名・属名
  • : タデ科 イヌタデ属

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの1年草。
     茎は下部は地を這い、上部は直立し、下向きの刺がある。
     葉は互生し、卵状ほこ形でm長さ3〜12cm、幅2〜10cm。先は鋭く尖り、基部は耳状に張り出し、両面に星状毛と刺毛がある。托葉鞘は短い筒形で毛があり、時に上部が葉状になる。
     花は茎頂に総状花序に頭状に十数個つき、花被は下部が白色で上部は紅紫色、長さ5〜7mmで、5裂する。
     そう果は卵状3稜形、褐色で、花後花被に包まれる。
     閉鎖花が地中につくが、地中枝は長さ1〜5cmと短い。
     花被が白色だけのものがあり、
     ●シロバナミゾソバ(f. vadicans)という。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  田や水辺

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1998年9月23日 東京都高尾山
     中 1995年10月10日  同 上
     下 2004年9月23日 愛知県南設楽郡

  • 撮影記

  •  ミゾソバとは溝に生える蕎麦の意味で、川べりや湿地などでごく普通に見られる。この花の実がもし食べられるとしたら、どんなに食料供給に寄与することだろう。
     基部が張り出し黒班の入ることの多い葉を逆さから見て、「ウシノヒタイ」という別名もあるが、日本人になじみの深いソバにちなんだ和名のほうがこの花には合うと思う。
     上部が紅紫色の花が普通であるが、時々全て白い花も見られ、シロバナミゾソバ(下の写真)という品種とされている。

    同じ科の仲間の花
花アップ

シロバナミゾソバ