オオイタドリ(大虎杖)

Reynoutria savhalinensis


オオイタドリ

  • 科名・属名
  • : タデ科 イタドリ属

  • 特徴

  •  草丈1〜3mの多年草。
     茎は太く、弓状に曲がる。
     葉は互生し、長卵形〜卵形で、長さ15〜30cm、幅10〜20cmと大きい。先は尖り、基部は心形で有柄。裏面は粉白色を帯びる。
     花は雌雄異株で、葉腋からでて円錐状の総状花序となり、多くの花をつけ、花被は白色で、萼は5裂する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)  山野

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年8月11日 長野県八方尾根
     下・そう果 2008年9月6日 長野県白馬山麓

  • 撮影記

  •  荒地や川原に多いイタドリも大きいものは1m以上になるが、この花は2〜3mになるうえ茎も太く、その大きさに圧倒される。
     中部地方以北の日本海側要素の植物で、白馬岳では登山道沿いに見上げるような高さになって花を咲かせているのをよく見かける。
     小さいものはイタドリとの区別が難しい点もあるが、葉の基部が丸くなっているのも違いの一つである。

    同じ科の仲間の花
果実(そう果)