ツルドクダミ(蔓どく草)Fallopia multiflora |
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長さ1〜2mのつる性の多年草。帰化。 茎の基部は木質化し、よく分枝する。 葉は卵形〜広卵形で、長さ3〜9cm、幅2〜6cm。鋭頭で、基部は心形、葉柄がある。托葉鞘は筒状で、長さ5〜15mm。 花は側枝状に総状花序となり、多数の雄花と雌花がつく。花被片は白色で車形、5裂し、径約2mm。花後外側の花被片が大きく翼となり、そう果を包む。 別名 カシュウ 帰化(中国原産) 民家近くの石垣、コンクリートの隙間 2010年10月24日 長野県上伊那郡 下・花序 同 上 未撮影のありふれた帰化種というのが一番癪に障る。過去に出会っているはずなのに見過ごしていたというのは、注意していなかったということだからだ。 ツツザキヤマジノギクを撮影に訪れた信州の山間、陽気もいいし時間も余っているので、駅まで4kmなら歩きだと決め、道端を眺めながら歩き出した。 坂道を上がっていると、道の下の法面を小さな淡黄白色の花が覆っている。イタドリと思いきや、茎は這い、葉の感じも違う。前からどこかで出会わないかと思っていたこの花だった。 同じ科の仲間の花 |