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- 科名・属名 : トケイソウ科 トケイソウ属
- 特徴 :
つる性の1〜2年草。帰化。
茎には開出する茶褐色の粗い毛がある。全体にやや悪臭がある。
葉は互生し、卵円形で浅く3裂、長さ5〜10cm。全縁または微鋸歯縁で、基部は心形、両面に長く粗い毛がある。
花は葉腋に1個つき、白色で中心部は紫色、径4〜5cm。萼片は5個、網状で開花後も残る。
果実はやや球形で、直径約2cm、赤く熟する。
- 分布・生育地 :
帰化(南米原産) (国外:世界の熱帯〜亜熱帯域に帰化) 道端、畑の隅
- 花期 : 7〜10月(沖縄は1年中?)
- 撮影月日・場所 :
2006年12月2日 沖縄県北大東島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、下・果実 同 上
- 撮影記 :
もじゃもじゃの毛に覆われた蕾からは、時計の文字盤のような洒落た花が隠れているとは想像できない。
果実は熟すと橙色になり、クダモノトケイソウ同様食べられるのかなと思ったがちょっと怖くて手が出なかった。(食べられるし甘いそうだ)
和名の「クサ」は草かと思ったが、臭とのことである。
初めて訪れた大東諸島、開発されサトウキビ畑の多い赤い大地の小さな島で、道路沿いに見られる花は帰化植物のオンパレードだった。
この花は、沖縄にも帰化しているとあるが他の島ではまだ未見である。そんな他では見られない帰化植物がいくつか見られた。
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