ミヤコジマニシキソウ(宮古島錦草)

Chamaesyce bifida


ミヤコジマニシキソウ

  • 科名・属名
  • : トウダイグサ科 トウダイグサ属

  • 特徴

  •  草丈30〜80cmの1年草。
     茎は直立し、分枝しないか疎らに分枝し、毛はないか疎らに生える。
     葉は対生し、線形〜線状長楕円形で、長さ1.5〜6cm。先は鈍頭で、縁には微鋸歯がある。
     花は杯状花序で、茎頂または葉腋に集散状に集まり、腺体の付属体は白色で花弁状、径1〜2mmとやや大きい。
     刮ハは球形で、径約2mm、毛はない。
     別名 アワユキニシキソウ

  • 分布・生育地

  •  九州(種子島以南)〜沖縄  路傍、畑

  • 花期
  • : 1年中?

  • 撮影月日・場所

  •  2007年3月20日 沖縄県石垣島
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  「琉球植物誌」では各島に普通という記載があり、それらしき花を撮影していたものの、同定しきれずにいた。
     本土でよく見られるオオニシキソウに似るが、オオニシキソウは沖縄ではまだ普遍的な帰化種となっておらず、八重山諸島には生育していないことになっている。
     今回アップした写真も、葉が線形などの特徴により一応本種と判断した。自信はないが。

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花