- 科名・属名
: トウダイグサ科 トウダイグサ属
- 特徴
: 草丈30〜40cmの多年草。茎は太く、葉は互生し、狭長楕円形〜披針形で長さ5〜9cm。
茎頂に倒披針形の5個の葉を輪生し、それぞれの葉腋から5本の枝を散形に出し、その先に杯状花序をつける。
花序の下部の苞葉は卵円形であざやかな黄色を帯び、花弁のように見える。腺体は広楕円形で、子房はいぼ状の突起が密生する。
- 分布・生育地
: 北海道〜九州 川岸などの湿地
- 花期
: 4〜5月
- 撮影場所・月日
: 1999年3月28日 埼玉県浦和市 アップ 1993年4月3日 茨城県水海道市
- 撮影記
:
トウダイグサの仲間は、茎を切ると白い乳液が出てウルシのようにかぶれることから、この和名が付けられている。
川岸などの湿った場所に生え、乾くと消えてしまう。特に、葦原を野焼きするような場所では大群落を見ることができる。
サクラソウで有名な浦和市(現さいたま市)の荒川の河川敷は、サクラソウを圧倒する勢いでこの花に覆われている。
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