テリハニシキソウ(照葉錦草)Chamaesyce hirta var. glaberrima |
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草丈30〜50cmの1年草。 シマニシキソウの変種で、シマニシキソウが全体に粗い毛や軟毛を密生するのに対し、本種では全体毛がない。 また、葉の表面にやや光沢があって桃紫色の斑紋があり、縁にはやや尖った鋸歯がある。 小笠原諸島(固有) 道端、畑地 2011年7月2日 東京都小笠原諸島 下・茎 同 上 南西諸島でよく見かけたシマニシキソウは小笠原でも点々と見られる。 この花はよく似ているものの、全体に毛があるシマニシキソウに対し、下の写真のように無毛というところが異なっている。 この花の記録のある場所は、ここしばらく記憶に無いといわれるような旱魃の影響で、除草剤を撒いた後のように枯れ上がっていた。 草丈も小さく、這いつくばって見ると、確かに毛はなかった。 同じ科の仲間の花 |