ヒメサザンカ(姫山茶花)

Camellia lutchuensis


ヒメサザンカ1

  • 科名・属名
  • : ツバキ科 ツバキ属

  • 特徴

  •  高さ5〜10mの常緑小高木。
     樹皮は灰白色で平滑、幹は径約10cm。
     葉は対生し、楕円形〜長楕円状卵形で、長さ1.5〜4cm、、幅0.7〜1.5cm。質は薄い革質で、縁には微鋸歯があり、表面の主脈を除き無毛。
     花は茎頂近くの葉腋につき、白色で径3〜4cm、花弁は5〜6個、倒卵形で先が少し窪む。
     果実(刮ハ)は球形で径約1cm、3裂し中に種子が1個入る。

  • 分布・生育地

  •  沖縄  谷間の渓流沿い、半日陰の林内

  • 花期
  • : 12〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2014年1月22日  沖縄県国頭郡
     中 2005年1月9日    同  上
     下・花 2014年1月22日    同  上

  • 撮影記

  •  冬の沖縄、本土から見ると陽光に溢れた亜熱帯の島をイメージするが、実際は曇天の風の強い日が多い。
     この花はそんな冬の薄暗い林内の比較的高い場所で咲くので、風に揺れ撮りづらいことはなはだしい。
     何度か出会って撮影していたが、最近やっと満足のいく状態で出合うことができた。
     サザンカに似ているが、花も葉も小さいのが違いである。

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ヒメサザンカ2

花