コバノハスノハカズラ(小葉の蓮の葉蔓)

Stephania japonica var. australis


コバノハスノハカズラ

  • 科名・属名

  •  ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属

  • 特徴

  •  つる性の常緑木本。
     ハスノハカズラに似ているが、基本種と比べ、普通葉が卵形〜卵円形でやや細長くて小さい。
     花序も分枝がやや少ない。

  • 分布・生育地

  •  沖縄  海岸近くの林縁

  • 花期
  • : 3〜6月?

  • 撮影月日・場所

  •  2011年5月23日 沖縄県西表島
     中・花、下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  南の島は本州では見られない植物が多く、いついっても初見の花に出会える。
     しかし、さすがに何度も訪れると初めての花に出会うことは少なくなり、シダ類や木本類などにもカメラを向けている。
     今回もそんなつもりで道端を見ていくと、地味なこの花に出会った。
     ハスノハカズラかと思ってが、帰って調べると「琉球植物誌」では、沖縄島以南に分布しているのは本種との記述があった。
     基本種に比べると葉が卵形に近く、花序の分枝がやや少ないとのことである。

    同じ科の仲間の花