ハガクレツリフネ(葉隠釣舟)Impatiens hypophylla |
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草丈30〜80cmの1年草。 葉は互生し、菱状楕円形で長さ4〜15cm、幅2〜5cm。先は尖り、縁には鋸歯がある。葉の脈上に白い縮れ毛がある。 花は、葉腋から出た花柄が下垂し、葉の裏に隠れるように花をつける。花冠は淡紅紫色で濃色の斑点がある。 距は内側に曲がるが、巻き込まない。 本州(紀伊半島)、四国、九州 山地の林下や水辺 2011年9月3日 大分県玖珠郡 中 1987年8月21日 徳島県剣山 下・花 2011年9月3日 大分県玖珠郡 よく似たツリフネソウが葉の上に花序を出して花をつけるのに対し、この花は和名の通り葉の陰に隠れるように花をつける。 東日本に分布していないため、初めて訪れた剣山の山中でこの花を見つけた時は嬉しかった。 葉の陰に隠れているせいではないだろうが、色も淡く控えめな感じのする花である。 その後九州では各地でこの花の大群落に会ったが、九州産の方が色が鮮やかな感じがするのだが、どうだろうか。 同じ科の仲間の花 |
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