ワタラセツリフネソウ(渡良瀬釣舟草)

Impatiens ohwadae


ワタラセツリフネソウ1

  • 科名・属名

  •  ツリフネソウ科 ツリフネソウ属

  • 特徴

  •  草丈50〜80cmの1年草。
     ツリフネソウによく似ているが、小花弁の先が疣がなくて円い、種子の表面が褐色で網目状にならない、花序に毛がないなどの違いがある。
     花も中心部が、白や黄色であったり、斑点があったりなかったりと変化が多い。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方)  山野の水辺や湿地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年9月16日  栃木県渡良瀬遊水地
     中 2008年9月23日    同  上
     下・花 2004年9月16日    同  上

  • 撮影記

  •  和名のとおり栃木県の渡良瀬遊水地で発見されたツリフネソウの1種で、関東地方に分布している。
     2005年に発表され、渡良瀬遊水地の植物を研究されている大和田氏の名前が学名(ohwadae)に付けられた。
     パッと目にはツリフネソウと変わらないが、小花弁の先が長く伸びず円いことや種子の表面の模様などが異なるとされている。
     花仲間の案内で撮影したが、現地は群落の中に色々なタイプの花が混在していた。
     残念ながら花の色々なバリエーションを撮影し損ね、紹介できなかった。

    同じ科の仲間の花
ワタラセツリフネソウ2

花アップ