アシタカカンアオイ(愛鷹寒葵)

Heterotropa savatieri var. intermedia


アシタカカンアオイ

  • 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
     注.APG分類では、カンアオイ属の学名はAsaram。

  • 特徴 :
     葉は卵形〜楕円形、長さ6〜12cm、幅5〜9cmの多年草。
     先はやや尖り、基部は心形。表面は光沢がなく、しばしば雲紋が入る。
     花は小型、萼筒は短い筒形、長さ7〜10mm、径10〜12mm。上部で軽く括れ、口環がある。萼裂片は扁三角形で開出し、長さ筒部の半分程度。
     雄しべは12個、花柱は6個、萼筒から突出しない。

  • 分布・生育地 :
     本州(静岡県) (国外:日本固有)
     山地林下

  • 花期 :   6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2016年8月10日  静岡県愛鷹山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     この花は、改訂版の「日本の野生植物1」(平凡社刊)では取り上げられていないし、APG分類の「日本維管束植物目録」にも学名の記載はない。
     ただ、「静岡県植物誌」ではオトメアオイの変種(var. intermedia)として載せられている。
     違いは萼筒が短筒形、萼裂片は扁三角形で筒部の半長と記されている。
     栽培者の間でも本種は認識されているが、どう位置づけていいかよくわからない。一応ここでは「静岡県植物誌」の記載に沿ってオトメアオイの変種としてアップした。

  • 花

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萼筒

葉