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- 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
注.APG分類では、学名(Asarum fudsinoi)
- 特徴 :
草丈10〜25cmの多年草。br>
葉は卵形〜長卵形〜卵状三角形、長さ10〜22cm、幅6〜15cm。先は鋭く尖り、基部は心形、表面には光沢があり、雲状紋が入る場合もあり、両面無毛。葉柄は長く、長さ20cmになる場合もあり、無毛。
花は花弁化した萼片が下半部で合着して萼筒になり、萼筒は普通丸みのある筒形、長さ1.5〜3cm、幅1.5〜2cm、緑紫色や黄緑色を帯びるものや淡褐色のものなど変化が多く、上部は多少くびれる。萼筒内部は濃紫色で格子状に隆起した複雑な襞がある。萼裂片は卵形で鋭頭、長さ1.5〜2cm、縁はあまりうねらず、基部には隆起したしわ状の突起がある。雄しべは12個、内外2列に並び、花柱は6個。
図鑑では上記のように記されているが、花色(萼筒や萼裂片の色)は、写真のように様々である。
- 分布・生育地 :
鹿児島県(奄美大島) (国外:日本固有) 常緑樹林下
- 花期 : 12〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2007年6月10日 鹿児島県奄美大島 中1・全体2 同 上 中2・全体3 2018年3月11日 同 上 (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック) 中3・花1 2007年6月10日 同 上 中4・花2 同 上 中5・花3 2018年3月11日 同 上 中6・花4(萼筒)、左下・花5(萼筒内部) 同 上 右上・葉1 2016年12月24日 同 上 右下・葉2 2018年3月11日 同 上
- 撮影記 :
奄美大島にはカンアオイの種類が多く、最近でもいくつかナゼアオイなど、新しく発表された種がある。
本種は以前から知られていて、この島に分布するカンアオイ類で最も大きい花をつける。
しかし、その花は株や花も大きく、園芸的にオオフジノカンアオイと呼ばれるものらしい(学名はつけられいないし、分ける必要があるかどうかわからないが)。
少し環境の異なる林下で本種を見つけたので、今回分けて見た。
林下に点々と散在する株、花は1個づつしか付いていなかったが、株ごとに花色の変化があり楽しめた。


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