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- 科名・属名 :
ウマノスズクサ科 カンアオイ属 注.APG分類では、属名(Asarum)
- 特徴 :
葉は卵状広楕円形〜卵状ほこ形で、長さ9〜12cmの多年草。
先は鋭頭で光沢があり、柄は長い
花は暗紫色で径2.5〜4cmと大きく、萼筒は卵状球形。萼裂片は広卵形で厚い。
- 分布・生育地 :
本州(山形県〜福井県の日本海側) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 2〜5月
- 撮影月日・場所 :
1985年4月6日 新潟県弥彦山 中 2009年3月21日 新潟県新潟市 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 2007年3月29日 同 上
- 撮影記 :
越後路の春先の雑木林は楽しい。
一斉に色とりどりの花を咲かせるオオミスミソウやカタクリの派手な花に隠れて、この花も落葉の間にひっそり咲いている。
関東あたりのカンアオイ類に比べると葉の大きさは少し大きい程度であるものの、葉の大きさに似合わず大きな花をつける。最初見たときはその大きさにびっくりした。
ただ、大きい花をつけるためか花数は1〜2個と少ないものが多い。
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