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- 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
注.APG分類では、属名(Asarum)
- 特徴 :
葉は卵状三角形で長さ8〜12cmの多年草。
トイミサキカンアオイに似ているが、全体的にやや大きく、萼筒の開口部もやや広い、萼筒も筒形で括れがない点が異なるとされている。
- 分布・生育地 :
九州(宮崎県、鹿児島県?) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 11〜2月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 203年2月9日 宮崎県南部 中1・全体2、以下全て 同 上 (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
狭い林道を進み、沢を渡り急な斜面を木に掴まりながら登り、この辺りと思しき場所まで辿りつくがカンアオイの葉は全く見当たらない。
場所が違うのかと谷を横切り別の尾根に上ると、カンアオイの葉が点々と生えていた。
植生もほとんど変わらないのに1筋尾根が違うだけで生えている花が全く異なる。カンアオイではよくあることだが本当に不思議だ。
トイミサキカンアオイに似ているが、全体的にやや大きく、萼筒の開口部もやや広いことなどが違いとされているが、前日出会ったトイミサキカンアオイに比べると確かに大きく、花付もいい。ただ萼筒の開口部が広いというのは微妙だ。
この花、正式に学名があるわけではなく、園芸愛好家が名付けているだけだ。早く位置づけが整理されてもらいたい。
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