サンヨウアオイ(山陽葵)

Heterotropa hexaloba


サンヨウアオイ1


  • 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
     注.APG分類では、学名(Asarum hexalobum var. hexalobum)

  • 特徴 :
     草丈5〜15cmの多年草。
     葉は倒卵形〜卵形で、長さ5〜15cm、幅4〜8cm。先はやや鈍頭〜鋭頭、基部は深い心形。表面は光沢がなく雲紋が多く、縁に短毛がある。
     花は萼片が花弁化し、下半部が合着して萼筒になり、萼筒は上下に押しつぶされたような半球形〜倒卵状球形、径1〜1.5cm、淡緑褐色、上部は著しくくびれる。萼筒内部の縦襞は6本で高く隆起するが、横襞は弱く、あまり発達しない。萼裂片はやや開出し、卵形〜広卵形で、長さ約1cm、内側は黒褐色で、縁は波状にうねる。。雄しべは12個で、完全な雄しべ6個、葯の消失した仮雄しべ6個あり、花柱は6個で円柱状。

  • 分布・生育地 :
     本州(中国西部)、九州北部、四国南西部 (国外:日本固有)
     低山地の広葉樹林下

  • 花期 : 3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 2003年5月11日  山口県光市
    中1・全体2 2013年5月11日  山口県周南市
    中2・全体3 2004年5月23日    同  上
    (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック)
    中3・花1 2003年5月11日  山口県光市
    中4・花2 2004年5月23日  山口県周南市
    左下・花(萼筒内部) 2003年5月11日  山口県光市
    右上・葉1(雲紋) 2004年5月23日  山口県周南市
    右下・葉2(無紋)    同  上

  • 撮影記 :
     中国地方から四国、九州に分布し、山地の林下に生えている。
     ミヤコアオイに似ているが、萼筒の外側に6列の膨出部がある。
     この年は、前日にタイリンアオイを撮影し、2日間で初めてのカンアオイ類を2種も撮影でき大喜びした。
     ただ、雨模様で植林地の林下は暗く、写真は撮りづらかった。

  • 葉1(雲状紋)

    葉2(無紋)

    同じ科の仲間の花
サンヨウアオイ2

サンヨウアオイ3

花1

花2

花3(萼筒断面)