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- 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
注.APG分類では、学名(Asarum asaroides)
- 特徴 :
草丈10〜20cmの多年草。
葉は広卵形、卵状楕円形、または三角状卵形で、長さ8〜12cm、幅5〜12cm。先は鈍頭または鋭頭、基部は深い心形。表面は暗緑色で光沢はなく、しばしが雲紋が入り、縁近くと脈上に短毛があり、裏面は無毛。
花は萼片が花弁化し、下半部が合着して萼筒になり、濃紫色で、径3〜4cmと大きく、濃紫色、萼筒は倒卵状ナシ形、長さ2〜2.5cm、径2.5〜3cm、上部に大きなくびれがある。萼筒内部は濃紫色、格子状の隆起した襞がある。萼筒入口には口環を取り囲むように白色の小板状突起がある。萼裂片は三角状円形で開出し、長さ1〜1.5cm、表面に短毛が密生し、縁は強くうねる。雄しべは12個、内外2列に並んで花柱を取り囲み、花柱は6個が直立し、その背部が2つに割れ、広い耳状の突起になって反り返り、柱頭はこれら耳状の突起の間にある。
- 分布・生育地 :
本州(中国地方西部)、九州(北部) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2003年5月10日 山口県美祢郡 中上・全体2 2015年4月18日 熊本県菊池市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1 2003年5月10日 山口県美祢郡 左下・花2 2015年4月18日 熊本県菊池市 右上・葉 同 上
- 撮影記 :
名前のとおり大きな花を咲かせるものの、萼裂片が萼筒側にうねって反り返るため、萼筒が開出するタイプの花に比べると、あまり大きく見えない。
本州西部から九州北部にかけて生育しており、見たい花の一つに挙げていた。やっと平成15年春に山口県で面会が実現した。
植林地の下、茂った葉をそっと分けると濃紫色の多きな花が数個上を向いて咲いていた。
この日はキエビネにもやっと出会え、嬉しい1日となった

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