ソノウサイシン(園生細辛)

Heterotropa fauriei var. serpens


ソノウサイシン

  • 科名・属名 :
     ウマノスズクサ科 カンアオイ属
     注.APG分類では、学名(Asarum fauriei var. stoloniferum)

  • 特徴 :
     葉は腎円形で長さ3〜4cmの多年草。
     葉の先はしばしばへこみ、表面はあまり光沢が強くなく、淡色の斑紋がある。
     花は紫褐色で、ミチノクサイシンの変種とされている。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東北部〜長野県) (国外:日本固有)
     山地林下

  • 花期 :  3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     2004年4月29日  群馬県
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・花    同  上

  • 撮影記 :
     関東地方北部から長野県にかけて点々と分布しており、群馬の花仲間の案内で出かけた。
     現地は山の尾根筋で明るい雑木林の下、本種が群生していた。ところが、花つきが悪く葉をめくってもめくっても花が見つからない。やっと咲いている株をいくつか見つけたが、どれも1花しか付けていなかった。
     ミチノクサイシンの変種とされ、葉の先がやや窪み、雲紋がでるのが特徴である。
     APG分類では、この種は栽培種とされ自生種はないという扱いになっているが、現地で見たものは間違いなく自生だったが。

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花