キエビネ(黄海老根)

Calanthe sieboldii


キエビネ

  • 科名・属名
  • : ラン科 エビネ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。
     エビネより大きく、葉も幅広い。
     花は濃黄色で大きく、エビネより密につく。

  • 分布・生育地

  •  本州(静岡、和歌山、中国地方)、四国、九州
     林下(植林下にも多い)

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年5月10日 山口県
     下  同 上

  • 撮影記

  •  島嶼を除く日本のエビネ類の中ではエビネに次いで比較的多い種類である。
     しかし、一度和歌山県で撮影困難な場所で見ただけ。その後は昔あったという話ばかりで撮影の機会がなかった。
     ある時知り合った山口のU氏の案内で現地へ。道路から少し入っただけの林下に見事に咲いていた。林内がそこだけ明るくなっていた。
     黄色の花は咲かせるものの交雑が進み、純粋種が激減していると聞く。

     2006年、対馬でこの花の大群落に出会った。30〜50本程度の花茎を上げた群落が、狭い谷の植林下に連なっていた。
     全部で1000株もあろうかと思われる群落。日本にもまだこんな群落があったのかと、息を呑む思いだった。

    同じ科の仲間の花
花アップ