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- 科名・属名 : ウマノスズクサ科 カンアオイ属
- 特徴 :
草丈15〜25cmの多年草。
葉は広卵形で、長さ10〜20cm。先は鋭頭〜鈍頭、基部は心形。表面は暗緑色〜緑色で光沢があり、雲紋はない。葉の両面や長い葉柄は無毛。
花は花弁化した萼片が下半部で合着して萼筒になり、萼筒は長さ1.3〜1.5cm、径1.2〜1.5cm、緑紫色〜暗紫褐色、上部はほとんど括れない。萼裂片は縁が外に反り返りうねりが著しい。雄しべは12個、内外2列に並び、花柱は6個。
- 分布・生育地 :
九州(鹿児島県島嶼) (国外:日本固有) 常緑樹林下
- 花期 : 10〜12月(花は春まで残る)
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年4月9日 鹿児島県島嶼 中上・全体2、以下全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
4月だというのに東京で霙(みぞれ)の降ったという厳しい戻り寒波の一日、暖かいはずの鹿児島の島でも冷たい雨が降り続いた。
このカンアオイを撮影するためにわざわざやってきたのに、雨や寒さを理由に断念することなどできない。地図を頼りに雨の中出発した。
標識もほとんどない島の道、やっと登山道を見つけ登り始めるとさっそくこの花が現れホッとした。
雨で薄暗い林下、ストロボやライトを使って撮影したが、思い通りの絵にはならならなかった。
最初に感じたのは葉が多くて葉柄が長いことで、葉を掻き分けて基部にある花を見つける感じだった。ただ、花の咲いてから日数が経ってるので、葉が伸びてきているのかもしれない。
花期は秋から冬とされているが、春先のこの時期でも新鮮な花が見られ、かなり遅い時期まで花が見られるようだ。
葉は大きく、雲紋はなく光沢があり、オオバカンアオイに似ているが、葉柄や萼は無毛であることが違いとされている。
いずれにしてもなかな出会える花ではないが、今度は天気のいい日に再会したいものだと思った。

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