マツグミ(松茱萸)Taxillus kaempferi |
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長さ20〜50cmの常緑低木。針葉樹に半寄生。 若枝には初め褐色の短毛が密生するが、後に無毛となる。 葉は互生し、倒披針形で、長さ1.5〜4cm、幅0.4〜0.9cm。革質で全縁、両面とも毛はない。 花は枝の脇から短い花序を出し、集散状に数個つき、赤色で、花被片は筒状、長さ約1.5cm、先は4裂し、反曲する。 果実は楕円状球形で、長さ約5mm、赤熟する。 本州(関東地方、富山県以南)〜九州 モミ、マツなど針葉樹の樹幹 1988年8月8日 徳島県海部郡 下・花 同 上 この地域の花に詳しいと紹介されたのは徳島のkさん。部活が終わるまでと待っていてと案内されたのは学校近くのマツの木だった。 見上げるとクロマツの樹幹に赤い花が見える。樹によじ登ると、初めて出会うこの花だった。 この仲間はヤドリギの実くらいしか見たことがなかっただけに、花弁の先の反り返る面白い形の花には興奮した。 同じ科の仲間の花 |