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- 科名・属名 : ユキノシタ科 アジサイ属
注.APG分類ではアジサイ科(HYDRANGEACEAE)
- 特徴 :
高さ2〜3mの落葉低木。
葉は対生、葉身は披針形〜広披針形で、長さ5〜10cm。
花は枝先に散房花序をだし、白色の小さな両性花と少数の装飾花からなる。装飾花の萼片は4〜5個で、卵形〜卵円形。
ヤマアジサイの変種で、葉の長さが10cm以下で、披針形〜広披針形と細いのが特徴で、甘味が強い。
- 分布・生育地 :
本州(伊豆半島) (国外:日本固有) 山地の湿った林下
- 花期 : 7〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年6月28日 神奈川県箱根 中・全体2 2012年7月10日 静岡県天城山 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 2015年6月28日 神奈川県箱根 右下・葉 2012年7月10日 静岡県天城山
- 撮影記 :
ヤマアジサイの変種で葉が細いのが特徴で、静岡県伊豆半島に特産する。
夏に咲くアマギツツジの撮影に出かけた7月初め、登山道を歩いていると沢沿いでこの花に出会った。
アジサイ仲間は装飾花が花のように見えるが、結実する両性花は装飾花に囲まれた部分にあるのが花でごく小さい。
残念ながらこのとき花は咲いていなかったが、その後箱根で開花している花に出会えた。
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