フジアカショウマ(富士赤升麻)

Astilbe thunberbii var. fujisanensis


フジアカショウマ

  • 科名・属名 : ユキノシタ科 チダケサシ属

  • 特徴 :
     草丈20〜30cmの多年草。
     テリハアカショウマに似るが、全体に小さく、茎は赤紫色を帯び、葉は緑色で硬い感じがし、小葉の縁には重鋸歯がある。
     花の萼片は緑白色であるが、先端がやや赤みを帯びる。

  • 分布・生育地 :
     本州(神奈川県、山梨県、静岡県) (国外:日本固有)
     山地の草原や岩場、林下

  • 花期 :   6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2001年7月7日  神奈川県箱根
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2018年8月31日    同  上
     左下・果実(刮ハ) 2018年8月31日    同  上
     右上・葉 2018年7月3日    同  上
     右下・葉(裏)    同  上

  • 撮影記 :
     フォッサマグナの南部地帯に分布している。
     箱根の山頂部の風衝草原では本種が多く、岩場では矮小化したタイプも見かける。
     岩場では、本種の特徴である、葉の緑が濃く硬そうな感じが一層強くする。

  • 葉

    葉(裏)

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花

果実