ミカワチャルメルソウ(三河哨吶草)

Mitella furusei var.furusei


ミカワチャルメルソウ1


  • 科名・属名 : ユキノシタ科 チャルメルソウ属

  • 特徴 :
     草丈30〜50cmの多年草。
     チャルメルソウの変種で、根元から出る葉は柄があり、広卵形または卵形で、両面に長毛と短い腺毛がある。
     花は紅紫色で、花弁が羽状に7〜11裂するのが特徴。

  • 分布・生育地 :
     本州(愛知、長野、岐阜、静岡県) (国外:日本固有)
     山地の湿った林下

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2023年4月24日  愛知県豊田市
     中1・全体2 2004年4月4日  愛知県西加茂郡
     中2・全体3 2023年4月24日  愛知県豊田市
     (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック)
     中3・花序 2004年4月24日  静岡県磐田郡
     中4・花    同  上
     左下・花(側面) 2023年4月24日  愛知県豊田市
     右下・葉(表)、以下すべて    同  上

  • 撮影記 :
     中部地方の一角にチャルメルソウの変種のこの花があり、この地域では割合によく見られる花と聞いていたものの、この花の咲くGW前後は出かけるところが多く、撮影の機会がなかった。
     平成16年、やっとその機会に恵まれ2度も対面したものの、風が強かったり雨模様で、あまり見られた写真にならなかった。
     特に、チャルメルソウの仲間は、草丈の割に花が小さく、全草を撮影しても何が写っているのかわからない。アップの花の面白さは魅力的で、アップで見ると花弁が多数に分かれているのがよくわかる。

  • 葉(表)

    葉(裏)

    茎

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ミカワチャルメルソウ2

ミカワチャルメルソウ3

花序

花

花(側面)