ラセイタタマアジサイ(羅背板玉紫陽花)

Hydrangea involucrata var. idzuensis


ラセイタタマアジサイ

  • 科名・属名 : ユキノシタ科 アジサイ属

  • 特徴 :
     高さ1〜3mの常緑低木。
     タマアジサイの変種。葉が厚くて大型で両面の毛が顕著であることが特徴である。
     そのほか、花柱は普通3個(タマアジサイは普通2個)で、果実(刮ハ)の径が1mmと小さく、白毛が多い。

  • 分布・生育地 :
     本州(伊豆諸島) (国外:日本固有)
     林縁や斜面

  • 花期 :  7〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2016年9月10日  東京都伊豆諸島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     伊豆諸島のある島に、この島で見つかった固有種の撮影に訪れた。
     夏休み期間を過ぎたため、島に向かう定期船の乗客は少なく、地元の方や釣客の姿が目立った。
     やっとのことで目的の花を見つけ、港に向かって歩いていると、道路脇の斜面でこの花が咲いていた。
     本州の太平洋側の産地に見られるタマアジサイの変種で、伊豆諸島の特産とされている。

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花

葉