ヤクシマショウマ(屋久島升麻)

Astilbe thunbergii var. terrestris


ヤクシマショウマ1

  • 科名・属名
  • : ユキノシタ科 チダケサシ属

  • 特徴

  •  草丈5〜40cmの多年草。
     茎はやや紫紅色を帯びる。
     葉は3回3出複葉で、小葉は卵形〜広卵形で長さ3〜6cm。縁には不揃いの重鋸歯がある。表面は深緑色で、側小葉は基部が左右非相称となり、鈍形からくさび形になる。
     花は円錐花序になり、花穂は長いものでは25cm程度になるが極端に小さいものもある。花弁は白色〜淡紅色。
     全体に特に小型のものは、葉が奇数羽状複葉になり、小葉の鋸歯は深く欠刻状になる。これらをコヤクシマショウマ(Astilbe glaberrima var. saxatilis)とする見解もある。中の写真はそのタイプである。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島) 山地の水気のある場所

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年8月26日 鹿児島県屋久島
     中、下  同 上

  • 撮影記

  •  例年より花期が遅れているせいもあるが、1週間違うだけでこんなに咲いている花に違いがあるとは思わなかった。
     前年完全に花が終わっていてがっかりしたこの花、今年はまだ十分見られる状態で咲いている。先を急がねばならぬ日程であったが、カメラを構えた。
     日当たりのせいか、株ごとに大きさや花の色も白から赤色の濃淡が著しい。
     途中で見かけた小さな株(中の写真)は、地面から直接花が咲いていると勘違いするくらい小さく、コヤクシマショウマと言われるタイプの花だ。

    同じ科の仲間の花
ヤクシマショウマ2

花アップ