ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)

Chrysosplenium macrostemon var. atrandrum


ヨゴレネコノメ1

  • 科名・属名 : ユキノシタ科 ネコノメソウ属

  • 特徴 :
     草丈7〜15cmの多年草。
     花後走出枝が伸びる。
     根出葉は対生して花時にも残り、広卵形〜狭卵形で長さ0.5〜5cm。茎葉は卵円形〜卵状楕円形。基部はくさび形、縁には4〜9個の内曲する鋸歯があり、表面には灰白色の斑紋が入る。葉柄は長いものは2cm。
     花は暗紅色をした花茎の先につき、径3〜4.5mm、花弁はなく、下部の苞は楕円形〜楕円状披針形で暗緑色〜濃緑色、上部の苞は卵形で淡黄色〜淡黄緑色。萼裂片は暗褐紫色〜淡緑色でほぼ直立する。雄しべ4(8)個、萼裂片より長く、長さ2〜3mm。葯は暗紅紫色。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東地方以西)〜九州 (国外:日本固有)
     低山帯の沢沿いの暗い水湿地

  • 花期 :  3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     2003年4月13日  東京都高尾山
     中    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下左・花 2015年3月18日  東京都稲城市
     下右・根出葉    同  上

  • 撮影記 :
     イワボタンの変種で、関東地方以西に分布している。
     イワボタンとの違いは、萼片がほぼ直立し、裂開直前の葯が暗紅色で、花糸、花盤、花柱や子房も紅紫色を帯びることである。
     春先は山は冬景色、勢いスミレ類の宝庫の高尾山によく出かける。
     そんな時、沢沿いでこの花の群生によく出会う。上部の苞の基部の黄緑色と萼裂片の暗褐紫色、葯の暗紅色のコントラストは鮮やかだ。

  • 葉

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ヨゴレネコノメ2

花