キバナニワゼキショウ(黄花庭石菖)

Sisyrinchium exile


キバナニワゼキショウ

  • 科名・属名
  • : アヤメ科 ニワゼキショウ属

  • 特徴

  •  草丈5〜13cmの多年草。帰化。
     葉は線形で、長さ5〜10cm。
     花は茎の先に細い花茎を出し、先端の苞の間から2〜5個散形状につく。花は径約1cm、花被片は黄色で基部は濃褐色。
     刮ハは球形で紫褐色、径3mm程度。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産?)
     日当たりのいい路傍、庭

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年5月2日 沖縄県国頭村
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  道端に止めた車から降りると、足元の芝地の小さな黄色の花が目に入った。ニワゼキショウによく似た形で黄色の花、キバナニワゼキショウだ。ニワゼキショウに比べると一回りくらい小さく、花の色も芝の色に紛れて一層目立たない。
     本州にも帰化していることは知っていたが、初めて目にしたのは、帰化種の宝庫沖縄の国道際だった。
     帰化種というと敬遠気味であるが、沖縄で帰化種を外すとなると大変だ。自生種も帰化種も多くが本州では目にしないような花だ。どれが自生種かわからないので撮影するしかない。自生だの帰化だのと区別すること自体意味のないことのように思える。

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