ooniwa

オオニワゼキショウ（大庭石菖）

Sisyrinchium graminoides

オオニワゼキショウ１

科名・属名　：　アヤメ科　ニワゼキショウ属
　注．ＡＰＧ分類では、学名(S. augustifolium)

特徴　：
　草丈２０～５０ｃｍの多年草。帰化。
　茎は細く扁平で、基部から分枝し、幅２ｍｍ以上、全体無毛。　葉は線形で束生し、長さ２０～３０ｃｍ、幅２～６ｍｍ。基部はしばしば赤紫色を帯びる。
　花序は枝分かれせず、花は茎頂に数個づつつける。苞は長さ２～３ｃｍ、幅３～４ｍｍ。花冠は漏斗形、花弁は６個で淡青色～すみれ色で基部は黄色、外花披片は長さ０．８～１．３ｃｍ、基部から反り返り、先は芒状になる。雄しべは３個、長さ３～４ｍｍ、ほぼ全体に合着する。
　果実（蒴果）は球形で、径約５ｍｍ、黒色～濃褐色。
　別名　ルリニワゼキショウ

分布・生育地　：
　帰化（北アメリカ原産）（本州以南に帰化）　（国外：世界各地に帰化）
　路傍、庭、芝生

花期　：　５～８月

撮影月日・場所　：
　上・全体１　2023年6月5日　　東京都八王子市
　中上・全体２　2023年5月3日　　神奈川県川崎市
　(上、中上は拡大写真あり、写真をクリック）
　中下・花１　2023年5月3日　　神奈川県川崎市
　左下・花２　2023年6月5日　　東京都八王子市
　右下・葉　2023年5月3日　　神奈川県川崎市

撮影記　：
　ニワゼキショウによく似た花で、庭や道端でよく見かける帰化植物である。
　ニワゼキショウより一回り草丈が高く５０ｃｍくらいになるものまるが、花は一回り小さく淡青色となる。<

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