ラッパズイセン(喇叭水仙)

Narcissus pseudonarcissus


ラッパズイセン1

  • 科名・属名 : ヒガンバナ科 スイセン属

  • 特徴 :
     草丈20〜40cmの多年草。逸出帰化。
     葉は晩秋に出て、帯状で長さ20〜40cm、幅1〜1.5cm。花後枯れる。
     花は1茎1花、花弁は黄色で平開し、副花冠(喉の部分にある杯形の花冠)の長さは花弁と同じ長さ。

  • 分布・生育地 :
     逸出帰化(地中海沿岸原産) (国外:世界各地で逸出帰化)
     空地、土手など

  • 花期 :   3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2007年5月14日  北海道雨竜郡
     中上・全体2    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花 2018年4月5日  神奈川県川崎市
     左下・鱗茎、右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     5月半ば、道北地方へ撮影に出かけた。木陰や沢筋にはまだ残雪が残り、予想通り花は少ない。
     そんな中、人家からは遠く離れた土手や荒地で咲いていたこの花、とても植えたとは思えないような場所でよく目にした。
     自生にこだわり撮影していなかったが、これなら逸出といえるだろうと初めてカメラを向けた。どうせならと残雪の残る山や、エゾエンゴサクをバックに入れた。
     花をよく見ると本州で見る花とは少し感じが違う、ヤエラッパスイセンという品種かもしれない。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
ラッパズイセン2

花

鱗茎