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- 科名・属名 : ホシクサ科 ホシクサ属
- 特徴 :
草丈(花茎)15〜38cmの1年草。
葉は線形で長さ12〜18cm、幅(基部)3〜5mm。やや硬質で先は尖り、7〜9脈の格子状。
花茎は多数あり、先に頭状花序がつき、頭花は半球形で径8〜10mm(含む総苞片)、雄花と雌花が混生する。総苞片は狭披針形で12〜14個、頭花より長く、先は尖り、。花床には毛がある。雄花や雌花、花苞の上縁に白色の毛がある。萼は仏炎苞状に合着し、雌花の萼の内側には長毛があり、花弁3個は離生し、上端は2裂する。雄花の雄しべは6個、葯は黒色。花茎はねじれ、5〜6肋がある。
果実(刮ハ)は普通3室、種子は楕円形で長さ約1mm。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 (国外:朝鮮) 湿地
- 花期 : 8〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2015年10月13日 宮崎県児湯郡 中 2015年8月29日 広島県東広島市 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下・頭花1、2 2015年10月13日 宮崎県児湯郡
- 撮影記 :
この仲間は似た花が多いうえ同じ花でも生育環境等で変化が多く、過去に何度か本種としてアップしようかという花を撮影したものの、最後には迷いそのままアップできずにいた。
最近、やっと間違いないとだろういう花を宮崎や広島で撮影するすることができた。
イトイヌノヒゲの花に似ていると思っているが、イトイヌノヒゲは2数性で3数性のこの花とは調べれば違うのだが、過去の写真ではその区別ができずにいた。
見慣れれば総苞片の長さなども本種のほうがかなり長いなど、やっと違いが判るようになった。
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