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- 科名・属名 : イネ科 イヌビエ(ヒエ)属
- 特徴 :
草丈20〜60cmの1年草。
イヌビエの変種で、全体に小さく、やや乾燥した場所に生える。
株は開張し、全体に紫色を帯びることが多い。葉は幅5〜10mm。
小穂は長さ2.5〜3mm。芒はなく、第1包類は小さく、鈍三角形。
- 分布・生育地 :
日本全土 (国外:朝鮮、台湾) 乾燥しやすいストレスの多い道端、草地
- 花期 : 6〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2020年10月29日 東京都八王子市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・小穂1、右下・葉鞘 同 上 左下・小穂2 神奈川県川崎市
- 撮影記 :
イヌビエの変種で、イヌビエが湿地などに多いのに対し、本種やや乾いた草地や道端などに生える。
また、全体や小穂も小さく、芒のないのが特徴である。
早い時期から出穂するようだが、写真は晩秋の頃、八王子山中の荒地や川崎市の乾いた堤防上に生えていたものである。
生えていた場所や芒がないことから本種と判断したが、イヌビエが形態や生育地など非常に変異に富むことから、イヌビエの可能性もある。
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