キタササガヤ(北笹茅)

Microstegium japonicum var. boreale


キタササガヤ1


  • 科名・属名 : イネ科 アソボソ属
     注.APG分類ではミヤマササガヤ属(Leptatherum)、学名(L. japonicum var. boreale)

  • 特徴 :
     草丈30〜70cmの1年草。
     茎は細く、下部は地を這って分枝し、先は立ち上がり、節に短毛がある。
     ササガヤの変種で、茎の節に短毛が生えることが異なる。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(中・北部) (国外:日本固有)
     山地の林縁、道端

  • 花期 :  8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2022年9月4日  長野県下伊那郡
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     南アルプス山麓の林道を歩いているとササガヤが生えているのに気がついた。
     ササガヤには変種や似た仲間があるので、ひょっとしたらと思い細部も撮影した。
     帰って調べると、やはりササガヤの変種で、茎の節に短毛の生える本種だった。

  • 葉鞘

    節

    同じ科の仲間の花
キタササガヤ2

花序