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 - 科名・属名 : イネ科 チカラシバ属
  
 - 特徴 :
  草丈1.5〜3mの多年草。帰化。 
 根茎は短く、茎を叢生し、よく分枝する。 
 葉は線形、長さ50〜60cm、幅2〜3cmでざらつく。 
 花は稈の先に長さ8〜30cm、幅約2cmの花穂をつける。小穂は1〜4個が固まってつき、長さ約5mm、黄褐色の剛毛があり、基部から長さ約3cmの芒が出る。 
 別名 ネピアグラス  
 - 分布・生育地 :
  帰化(熱帯アフリカ原産)(南西諸島に帰化) (国外:南北アメリカ、オーストラリア、東南アジアに広く帰化)  道端、荒地、畑  
 - 花期 :   4〜12月
  
 - 撮影月日・場所 :
  上・全体1 2005年12月4日  沖縄県与那国島  中・全体2 2005年4月22日    同  上  (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)  下・花穂 2011年5月24日  沖縄県西表島  
 - 撮影記 :
 
 沖縄を訪れた時、道端や畑に長い花穂をつけた目立つイネ科の花が生えているのが目に入った。 
 本土では見たことのない植物で、帰って調べるとチカラシバの仲間の帰化植物であることがわかった。 
 確かに長い花穂をつけた様子はチカラシバに似ていると思った。 
 熱帯アフリカ原産で、日本には飼料作物として導入されたものが帰化し、沖縄や奄美などに帰化しているようだ。 
 南西諸島を訪れるといつも思うことだが、亜熱帯の気候のせいか、本土とは全く異なる帰化植物が多いことに驚かされる。  
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