オオエノコログサ(大狗尾草)

Setaria × pycnocoma


オオエノコログサ1

  • 科名・属名 : イネ科 エノコログサ属

  • 特徴 :
     草丈1〜1.2mの1年草。
     アワとエノコログサの雑種とされる。
     小穂の大きさはエノコログサと同じ科やや大きいが、円錐花序は長く、アワと同様に枝が発達する。
     小穂の基部の剛毛は長く、小穂は成熟しても緑色で、剛毛だけ残して脱落するが、アワは小花だけが脱落し、包類と剛毛が残る。

  • 分布・生育地 :
     日本全土 (国外:ユーラシア)
     畑、道端

  • 花期 :   8〜11月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2019年9月5日  神奈川県川崎市
     中上・全体2 2014年10月18日    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花序 2019年9月5日    同  上
     左下・小穂。以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     アワとエノコログサの雑種とされ、道端や畑の隅などで見かける。
     エノコログサとの違いは小穂の枝が発達することで、小穂のアップの写真を見るとよく分かる。
     写真はいずれも川崎市の丘陵地、畑や田んぼが残された谷戸で撮影したもので、こんな場所でも時々見かける。

  • 葉鞘

    同じ科の仲間の花
オオエノコログサ2

花序

小穂