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- 科名・属名 : イネ科 イヌビエ(ヒエ)属
注.APG分類では、学名(E. oryzicola)
- 特徴 :
草丈0.8〜1.5mの1年草。
稈は直立性。
葉は線形、長さ30〜50cm、幅1〜2cm。縁は厚く、白くなる。
花序は長さ10〜25cm、多数の小穂をつける。小穂は卵円形、淡緑色で長さ4〜5mm、第1包類は鋭三角形で小穂の1/2より少し長く、第1小花の護頴は膨らんで光沢がある。芒はないじかあっても短いものがい多いが、時に長い芒が混じる場合もある。
- 分布・生育地 :
日本全土 (国外:朝鮮、中国、ウスリー、インド、コーカサス、アフリカ) 水田、湿地
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2022年9月15日 神奈川県川崎市 中上・全体2 2014年9月8日 東京都板橋区 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・小穂1(芒無) 2022年9月15日 神奈川県川崎市 左下・小穂2(芒有) 2014年9月8日 東京都板橋区 右上・葉 2022年9月15日 神奈川県川崎市 右下・葉鞘 同 上
- 撮影記 :
水田の雑草で、イネの穂が出る前に穂を出して実を落とすので、駆除することは非常に難しい。
上の写真のようにイネよりも草丈が高いので、水田の中にあってもよく目立つ。
イヌビエによく似ていて区別が難しいが、葉の縁が厚くて白くなることや、第1胞類の長さが小穂の1/2より長いなどが異なる。
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