ダンドク(檀特)Canna indica |
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草丈1〜1.5mの多年草。逸出帰化。 葉は互生し、卵状長楕円形で長さ30〜45cm、幅15〜20cm。先は鋭形〜鋭尖形、基部は細まり葉鞘となって茎を包む。中肋は太く裏面に凸出し、両面とも無毛。 花は茎頂に総状花序となって1〜3花つけ、花弁は3個、朱紅色で線形、長さ3.5〜5cm。萼片は3個で長楕円形。 果実(刮ハ)は球形で径2〜3cm、全面に突起がある。成熟すると黒褐色の刺状になる。果実は黒色で球形、径約8mm。 逸出帰化(熱帯アメリカ原産) 海岸近くの林縁、道端、畑 2014年3月23日 沖縄県与那国島 中・花 同 上 下左・果実 2012年11月5日 鹿児島県揖宿郡 下右・葉 2014年3月24日 沖縄県与那国島 与那国島で黄色の花のキバナダンドクを見ていたが、同じ与那国島で赤花も撮影した。 花を見てもわかるように、元々園芸種で江戸時代に渡来したもので、九州南部〜沖縄にかけて逸出していたが、最近では本州各地でも帰化しているようだ。 花だけでなく、果実(刮ハ)も突起が全面にある面白い形をしていて見飽きない。 園芸種のカンナはこの花を元に作り出されたということであるが、花や実の形を見るとうなずける。 同じ科の仲間の花 |
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