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- 科名・属名 :
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
- 特徴 :
草丈30〜50cmの1年草。
茎は叢生し、基部に数個の葉をつける。葉は線形で幅2〜6mm。
花序は長さ15cm程度、花序枝は3〜5個つき、長さは不揃い。苞は葉状で2〜3個つく。
小穂はほとんど開出せず斜開して密につき、線形で黄色〜黄褐色、長さ5〜10mm、幅1.5mm。
鱗片は広倒卵形で長さ1〜1.5mm、中肋は緑色で少し突出しするが内曲して円みがある。
果実は鱗片よりわずかに短く倒卵形で長さ約1.2mm。
- 分布・生育地 :
本州〜沖縄 (国外:朝鮮、台湾、中国〜アフリカ、オーストラリア) 畑、道端、荒地、湿地
- 果期 : 7〜10月
- 撮影月日・場所 :
全体1 2014年9月8日 東京都板橋区 全体2 2017年8月3日 神奈川県川崎市 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下・小穂 2014年9月8日 東京都板橋区
- 撮影記 :
カメラが故障し、早く修理しようとメーカーのサービスセンターに直接持ち込んだ。
修理が出来上がるまで2時間程度とかかるということで、近くの公園の時間をつぶすことにした。
公園には大きな池があり、何かないか一周すると、湿地にアメリカミズキンバイやカヤツリグサ科、イネ科などの植物がいくつか花をつけていた。
修理が終わった後早速撮影、その中にこの植物があった。
カヤツリグサによく似ているが、小穂がやや黄色っぽいこと、鱗片の先が円みを帯びることなどで見分けられる。
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