オニガヤツリ(鬼蚊帳吊)

Cyperus pilosus


オニガヤツリ

  • 科名・属名 : カヤツリグサ科 カヤツリグサ属

  • 特徴 :
     草丈50〜100cmの多年草。
     根茎は横走し、長い匐枝の先に塊茎をつける。
     茎は直立し、基部に長い根出葉があり、3稜形で上方の稜はざらつく。
     花序は多くの穂状小花序からなり、基部には多くの葉状の苞がある。小花序の中軸には剛毛状の小刺がある。小穂は無柄で濃褐色か赤褐色で、2列に並んだ幅の狭い鱗片がある。
     果実は広楕円形で3稜があり、面はわずかに凹入する。柱頭は3個。

  • 分布・生育地 :
     本州(中部地方以西)〜沖縄 (国外:台湾、中国、インド)
     湿地

  • 果期 :  7〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     2015年8月29日  広島県東広島市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・小花序(小穂)    同  上

  • 撮影記 :
     前年はすっかり花の終わっていたマルバオモダカ、やっとまともに花をつけた株に出会い、時間をかけて撮影した。
     その池の縁、関東ではあまり見ない感じのカヤツリグサが一面に生えていた。
     中部地方から南に分布するカヤツリグサで、ミズガヤツリによく似ているが、茎の上部の稜上がざらつくのが違いとされている。現場ではそのことを調べていなかったので、写真を拡大して茎上部のざらつきを確認した。

  • 同じ科の仲間の花
花序(小穂)