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- 科名・属名 : キンバイザサ科 コキンバイザサ属
- 特徴 :
草丈10〜30cmの多年草。
地下茎は塊状(塊茎)で、径6〜10mm。
葉は短い茎に束生し、葉身は線形、長さ10〜30cm、幅2〜6mm。平行脈があり、全縁で、全体に長い毛が多い。
花は葉の根元の葉腋から5〜10cmの花茎の先に1〜2個つく。苞は線形で膜質、長さ5〜8mm。花被片は6個、下部は筒状にならず、黄色、披針状長楕円形で半開し、長さ4〜6mm。花全体に毛があるが、特に外花被片の先端背面に多い。雄しべは6個、花被片の基部につき、葯は線形〜卵形で基部が凹み、長さ1.5〜2.5mmと花糸より短い。子房の上部は嘴状の突起にならず、花柱は長さ2〜3mm、柱頭は3個、直立して柱状、長さ1〜2mm。
果実(刮ハ)は長楕円形で、長さ8〜10mm、胞背裂開する。種子は球形で黒褐色、径1.2〜1.5mm、表面に小さな粒状突起が密生し、付属体はごく小さい。
- 分布・生育地 :
本州(宮城県以南)〜沖縄 (国外:中国(南部)、台湾、東南アジア(大陸部)〜インド、フィリピン、インドネシア、パプアミューギニア) 山地、草地
- 花期 : 4〜6月(南西諸島では冬〜春)
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1994年12月23日 鹿児島県奄美大島 中・全体2 2012年11月26日 沖縄県西表島 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 2003年12月15日 同 上 右下・葉 1994年12月23日 鹿児島県奄美大島
- 撮影記 :
本土では春から夏にかけて見かけることが多い花であるが、南西諸島では海岸近くの芝地や草丈の低い草地で、秋から春にかけて花を見かけることが多く、初めは違う種類かと思った。
草姿や花はキンバイザサによく似ているが、葉の幅が狭いだけでなく、花が葉の根元に張り付くように咲いているキンバイザサと違い、はっきりとした花柄があることが特徴で、横から見るとすっきりした姿をしている。

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