アズミノヘラオモダカ(安曇野箆面高)

Alisma canaliculatum var. azuminoense


アズミノヘラオモダカ

  • 科名・属名
  • : オモダカ科 サジオモダカ属

  • 特徴

  •  草丈15〜20cmの多年草。
     葉は線状長楕円形〜披針形で、長さ20〜25cm。基部は細くなり葉柄につながる。
     花茎は葉より低く、花序の第1節の分枝は3〜5本で、花は輪生する枝につき白色〜淡桃色、密集してつく。花弁は3個で径約1cm。
     ヘラオモダカの変種で、花茎が葉より高く伸びない、花が密集してつくなどの特徴がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(長野県) 水田、水路

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年8月5日 長野県
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  その花がある休耕田に近づくと、同行の花仲間が声を上げた。水が多すぎて花茎の半分くらいまで水に浸かっているのだ。前夜相当量の降雨があったらしい。
     まず水抜きと排水溝を広げ2時間くらい待ったが、水位は数センチ下がっただけ。中途半端な状態であったが時間のこともあり、この状態でもやむを得ないと撮影した。
     ヘラオモダカに比べると、花茎が葉より低く、花も密集してつくという特徴がある。

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花アップ