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- 科名・属名 : ラン科 オニノヤガラ属
- 特徴 :
草丈60〜100cmの多年草。菌従属栄養植物。
オニノヤガラの緑化品で、母種が茎も花も黄赤色〜淡褐色であるのに対し、本種では全体が緑色をしていることが異なる。
それ以外の特徴は、母種と変わらない。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国〜ヒマラヤ、台湾、極東ロシア) 落葉樹林下
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2007年6月14日 東京都八王子市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 同 上
- 撮影記 :
オニノヤガラが全体淡黄褐色であるのに対し、花も花茎も淡緑色になるのが特徴である。オニノヤガラの群落の中にたまに見られる。
都内にもほぼ毎年発生している場所があるものの、この時期土日は北へ南へと忙しく、つい後回しになっていた。
この年も土日の遠征を繰り返しているうちに、花期が過ぎてしまった。
休日が忙しければと、平日の出勤前に出かけてやっと撮影したが、やはり少し遅めだった。
ただ、腐生ランは年による消長が著しく、この年、オニノヤガラはそれほど発生していなかった。
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