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- 科名・属名 : ラン科 ウチョウラン属
- 特徴 :
草丈は7〜20cmの多年草。
ウチョウランの変種で、草丈に比較して葉が大きく、やや下部からつき、数も多い(時に6個)。
花は茎頂に1〜20個つき、花数も多い。色は淡紅紫色が基本であるが変化は多い。ウチョウランに比べると、側萼片が反り返らず斜めに立つ傾向があり、唇弁は幅広く、距が細いのが異なる。
- 分布・生育地 :
本州(千葉県) (国外:日本固有) 低山の湿った岩場
- 花期 : 6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1988年6月19日 千葉県君津市 中上・全体2 2021年6月24日 千葉県安房郡1 中中・全体3 1994年6月18日 千葉県安房郡2 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花序 2021年6月24日 同 上1 左下・花(側面)、右下・葉 同 上
- 撮影記 :
千葉県のある山の湿った斜面に生えていたが、どこかから種が飛んできて生えた様子で、本来の自生かどうかは不明だ。
その後何ヶ所かで見たが、どこも植栽ではないものの2次的な自生のような気がする。
本来の自生地である数十mの垂直な岩壁をロープを使ってよじ登り、採取している現場に出会ったことがあるが、とても撮影のためにチャレンジするような場所ではなかった。
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