エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)

Lecanorchis kiusiana var. suginoana


エンシュウムヨウラン

  • 科名・属名
  • : ラン科 ムヨウラン属

  • 特徴

  •  草丈15〜30cmの腐生ラン。
     ウスギムヨウランの変種で、花は黄褐色で、ウスギムヨウランが唇弁の毛が紫色を帯びるのに対し、黄色で紫色を帯びない。
     静岡県西部(遠州)で発見されたためこの名が付いている。
     全体が黄色のものがあり、
     ●キバナエンシュウムヨウラン(f.flava)という。

  • 分布・生育地

  •  本州中部  落葉樹林下

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2001年5月26日  愛知県瀬戸市
     中・花 2011年5月18日  愛知県豊橋市
     下・キバナ 2001年5月26日  愛知県瀬戸市

  • 撮影記

  •  万博の開催が予定されている愛知県のこの森は、自然保護の観点から反対が多い。
     事実、ギフチョウや希少種の植物も多く、この花もそんな森の一角に咲く。
     花はほとんど開かず、平開する株は稀である。ムヨウランの類は平開する種でも、天候、気温、湿度、時間などの条件があるらしく、よくわかっていない。
     また、ここには全草黄色のアルビノの花(下の写真)もあり、
     キバナエンシュウムヨウランと呼ばれている。
     キイムヨウランにもよく似ているが、黄色の株は何本もないため、花を取って特徴を確認できないのが残念である。

    同じ科の仲間の花
花

キバナエンシュウムヨウラン(仮称)