ヒメヤツシロラン(姫八代蘭)

Didymoplexis minor


ヒメヤツシロラン1

  • 科名・属名 : ラン科 ユウレイラン属

  • 特徴 :
     草丈5〜15cmの腐生ラン。
     茎は直立し、白色で、長さ3〜4mmの鱗片を3〜5個まばらにつける。
     花は茎頂に4〜7個疎らにつけ、花は白色唇形で、苞は三角形、側萼片と側花弁は合着して上唇となって3裂し、側萼片は合着して下唇となって2裂する。唇弁は短く倒三角形。
     ユウライランに似ているが、花被片の長さが半分と短い。

  • 分布・生育地 :
     沖縄県  常緑樹林下

  • 花期 :  5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     2012年6月8日  沖縄県石垣島
     中    同  上
     下左・花、下右・果実    同  上

  • 撮影記 :
     「沖縄県レッドデータブック」や「野生ラン」(家の光協会)ではユウライランの別名としているが、「日本の野生植物T」(平凡社)や「琉球植物誌」などでは別種として扱っている。
     ユウレイランには奄美や沖縄島で何度も出会っているが、八重山列島で出会ったユウレイランは少し感じが異なると花仲間から聞いた。
     自分の目で確かめるしかないと梅雨時の八重山列島に向かい、林下で花だけでなく果実にも出会った。
     例年より花期が早くいい状態の花が少なかったが、確かにユウレイランに比べ小さく、花の形も少し異なり、同じ株で同時に咲く花が多いような気もする。
     別種と考えていいのだろうか?

  • 果実

    同じ科の仲間の花
ヒメヤツシロラン2

花