ユウレイラン(幽霊蘭)

Didymoplexis pallens


ユウレイラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ユウレイラン属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの腐生ラン。
     根は肥大して塊根になる。
     花は茎頂に総状花序になり、数花をつける。
     花冠は白色で長さ5〜10mm。背萼片と側花弁は基部で、側萼片は互いに合着する。
     唇弁は広楔状三角形、長さ5mm、幅6mm。上面の中央に3個の黄色の乳頭状突起がある。蘂柱の先には短い翼がある。

  • 分布・生育地

  •  九州(トカラ列島、奄美大島)〜沖縄
     常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  200年6月14日 沖縄県国頭郡
     中 2009年6月21日 鹿児島県奄美大島
     下、左右 200年6月14日 沖縄県国頭郡

  • 撮影記

  •  あまり車の入らない林道は、舗装と未舗装との境目が大きく抉れていて無事通過できそうにない。抉れた箇所を埋める石探しを始めた。
     すると、道端で白いランが目に入った。
     屋久島でコカゲランを見ていただけにすぐに本種とわかったが、こんな形でお目にかかれるとは、花が呼んでくれたとしか思えなかった。

     奄美大島では1株だけの上、花は半開状態で、撮り直したいと思っていた。
     沖縄島でこの花があると聞き、2008年6月に訪れた際、自生地のいくつかを回ってみた。
     残念ながら、この花の寿命は1日しかないようで、全て果実になっていた。青緑色を帯びた果実も嬉しかったが、少しショックだった。
     別の花を探しに入ったある谷、全く思いもかけぬ場所で出会った。とんでもないところに突然現れ、すぐ消える、まさに幽霊の名通りの花だった。
    果実
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ユウレイラン2

花アップ